国立長寿医療センターアルツハイマー病研究部
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研究概要
アミロイドカスケード(仮説)と各研究課題および最近の業績近年の研究によって、アルツハイマー病発症の分子機構解明は飛躍的に進み、発症機構の骨格はほぼ理解されたと考えられております。また、こうした科学的知見に基づいて、予防・治療法の開発が可能な段階に至っております。私たちアルツハイマー病研究部は、その発症病態を分子レベルで解明し、本疾患に真に有効な予防法並びに治療法の開発を目指して、以下のような複数の視点から研究を行っております。すなわち、(i) アルツハイマー病病態を引き起こす原因分子であると考えられているアミロイドβ蛋白(Aβ)の産生系における新たな制御・調節機構の解明と調節法の開発、(ii) Aβ分解・除去系における新たな制御・調節機構の解明と調節法の開発、(iii) アルツハイマー病発症の遺伝的要因であるアポリポ蛋白E(ApoE)4ならびにApoEが担う脳内コレステロール代謝の疾患発症における意義の解明と予防・治療法の開発、(iv) 治療に有効な分子を発現させた細胞を脳内に効率よく送り込むシステムの開発、に関る研究です(下図参照)。このように複数の作用点から病態カスケードに介入することによって有効な予防・治療法の確立を目指しています。
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